顔汗を抑える呼吸法が存在する?!

●顔汗は腹式呼吸によってコントロールすることができます。

顔汗をかくのはほとんどの場合、興奮や緊張が原因となります。そのため、腹式呼吸をすることで、心身ともにリラックスして、顔汗が抑えられるのです。

汗には、次のような3種類があります。
「温熱性発汗」…気温や体温の上昇によってかく汗。
「味覚性発汗」…熱いものや辛いものを食べてかく汗。
「精神性発汗」…精神状態によってかく汗。

顔汗は、精神性発汗の部類に入ります。温熱性発汗と味覚性発汗の2つは、体温調節を目的としてかくものですが、精神性発汗は、興奮している時、緊張している時、不安な時などに、交感神経が刺激されることが原因で発症します。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は、活動中や緊張している時に活発になり、副交感神経は、睡眠中やリラックスしている時に活発になります。しかし自律神経は、自分の意思とは関係なく反応するので、手や足を動かすようにコントロールすることはできません。その代わり、睡眠や入浴、そして腹式呼吸などで、副交感神経が優位な状態になるように働きかけることができます。

●腹式呼吸のやり方。

腹式呼吸、または丹田呼吸法とも呼ばれます。丹田とは、おへその少し下、下腹の内部辺りを指します。ここを意識して深い呼吸を行うのが、腹式呼吸・丹田呼吸法です。

腹式呼吸は、まず両手を丹田に置き、全ての息を吐き切った状態で始めます。それから丹田に空気をためるようなイメージで、5秒以上かけてゆっくりと深く息を吸います。そのまま10秒息を止めます。そしてまた5秒以上かけてゆっくりと息を吐き出します。慣れてきたら、5秒を10秒、20秒と増やしていきます。女性は胸式呼吸をしている方がほとんどなので、慣れるまでに時間がかかるかも知れません。焦らずコツコツと練習しましょう。

●おわりに。

顔汗をかいてしまった時、落ち着こうと意識しすぎることで、余計に顔汗をかいてしまうという悪循環に陥ってしまうことがあります。そんな時は、短時間でも呼吸に集中して、深くゆっくりと吐いて吸うことを繰り返すだけでも、十分に効果があります。無理せず少しずつ、腹式呼吸を日常に取り入れていきましょう。

その他の方法は「顔汗を止める方法」でまとめているので、そちらもご参照下さいね。

いろいろな場所で

私は20代で、事務職をしているのですが、これまで、大きく分ければ2回程、手汗で困ったり、大変恥ずかしい思いをしてきました。
まずは仕事上での経験談です。

私の職場では、パソコンがデスクに1人1台配備されておらず、隣の席の人と2人で1台を共用で使っておりました。当然、マウスも共用することになるのですが、ある時、隣の席の先輩が、申し訳無さそうな顔をして私に頼んでこられました。「マウスを拭いてくれない?」私の手汗が、マウスにべったりだったのです。先輩がパソコンを使おうとしたら、手汗がついていたのです。慌ててティッシュで拭いた後、ひたすら謝り倒しました。あなたの手汗がすごいからマウスを拭いてくれだなんて、言いにくかったろうと思います。それ以後、私はマウスにティッシュを被せ、 マウスを直に触らないようにしています。先輩は、そこまでしなくても良いと優しくおっしゃって下さいますが、私が逆の立場ならと考えると本当に申し訳なく思いました。

ちなみに、現在は部署異動になり、パソコンが1人1台きちんとあるので、ティッシュは被せていませんが、たまに、自分でも自分の手汗にイラっと来てしまうこともあります。
次は、異性と手を繋いだときです。これは相手から直接何か言われたわけではないのですが、やはり異性が相手なので、普段の倍ぐらい気を遣いました。手袋をしようかと考えたり、何か治療でもするべきなのかと考えたりもしましたが、こちらは結局何もしませんでした。でも、やはりモヤモヤは残ったままになってしまったので、今度何かあればしっかり対策したいと思います。

汗を抑えてくれる漢方はある?どんな種類?

人間は汗をかく生き物です。
体温が出ると汗をかき、その汗は肌で蒸発をして熱を奪い、皮膚を冷やす働きをしてくれます。
夏の暑い時期も汗をかくことによって体温がどんどん上がっていくのを防ぐため、汗をかくということはとても重要なことであり、人間には欠かせない生理現象であります。

しかし必要以上に汗が出て、不快に感じた経験はないでしょうか。
汗っかきの方でしたらきっと経験はあると思います。
基本暑いときに汗をかくのですが、汗をかくということはそればかりではありません。
緊張したり興奮したりすることによって汗をかくこともあるのです。
手のひらや顔、脇、足など人によって汗をかく場所は様々なのですが、精神的な要因から出る汗は特に不快に感じる方も多いのではないでしょうか。
例えばテストで緊張してしまい、手のひらから汗がどんどん出てくるせいで紙が湿ってしまったり、人によっては様々ですが汗を抑えたいと思う場面はきっとあると思います。

そのような場合、漢方の力を借りて汗を抑えることができます。
汗をかくことも人間が生きていくうえで大切なことなのですが、漢方はあくまでも余分な汗を抑えることが前提であり、体の調子を整えながら汗を調節しますので安心してお使いいただけます。
漢方は体の余分なものを排出し、逆に足りていないものを補う力がありますので非常に効果的なのです。

では実際どのような漢方薬を使用すれば良いのでしょうか。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬は体の中の水分バランスを整える働きをしてくれて、さらには自律神経を整えます。
精神的な緊張からすぐに汗をかいてしまう方にとてもよく効く漢方であるといわれています。
漢方は体のバランスを整えてくれますので安心してお使いいただけます。
汗で悩んでいる方、一度漢方を試してみてはいかがでしょうか。